メキシコの飲料水事情と噂のミネラルウォーターの正体とは?
水・・
命を支える液体
はい、水は私たちの生活に欠かせない存在です。
水と健康についてはこちらのブログもご覧ください。
但し、水が汚染されていては元も子もありません。
まずは、メキシコの飲料水事情についてコメントしたいと思います。
メキシコの飲料水事情
まず、メキシコの水道の水ですが、
飲めないどころか、飲んではいけません。
理由は、①衛生的にあまり綺麗じゃない、②硬水、だからお腹をこわすのです。
ということでメキシコでは、普段使う飲料水などは、20リットルの大容量タイプのペットボトルを購入します。
メキシコでは「ガラフォン」と言います。
これです。
我が家では「BONAFONT:ボナフォン」の水を購入しています。
Agua de origen 100% natural, cuidadosamente filtrada por la madre naturaleza.
丹念に濾過された100%の天然水です。
うむむ、 つまりは「RO水」てことですね(特殊なフィルターで不純物などを極限までろ過した水)。
Balance único de minerales
最適のミネラルバランス
ともありますので、ミネラルを添加しているっぽいですね。
普段の飲料水や食事の調理などに使っています。
毎週2~3本購入しています。
我が家には毎週二回ほどガラフォンを大量に積んだトラックが配達しに来てくれます。
Mira @BonafontMexico @NestleMX no es caso aislado, los operadores de este camión amenazaron cuando se les pidió no bloquear rampa y paso peatonal. pic.twitter.com/nOdsQ1uvGS
— Hirepunk (@Hirepunk) 2018年12月13日
こんな感じのトラックで・・
私は、一本あたりの代金である38ペソと、配達員には別に2~5ペソのチップを払っています。
それとは別に、ガラフォン(20ℓペットボトル)でも、値段が安いものも週に2~3本購入しています。
El ser humano es casi en su totalidad agua. Hay que darle agua de calidad.#Puritronic pic.twitter.com/d5R2vxmy67
— Puritronic S.A. C.V. (@Purificadoras_) 2015年2月11日
安いです。
一本あたりの代金は15ペソです。
正規のガラフォンの半額以下です。
同じく、特殊フィルターで不純物などをろ過した「RO水」ですが、
このタイプの水品質はあまり信用できないですので、主にペット用、うがい用に使用しています。
オクソ(OXXO:メキシコのコンビニ)に陳列されている飲料水も、ほとんどがRO水です。
そこで疑問が生じました。
メキシコのミネラルウォーターはあるの?
答えは、
「はい」です。
見つけました。
サンタ・マリアです。
Agua 100% pura de manatial
天然水100%
と表記してあります。
これ、気に入っていて、よくコストコでケース買いします。
味は「軟水」だと思います。
まろやかです。
是非、試してみてください。
実は古い歴史があるメキシコワインを飲んでみて気になったので調べてみた
メキシコで有名な飲み物と言えば、「コロナビール」や「テキーラ」だと思いますが、「メキシコワイン」・・はあまり有名ではないですよね。
私もメキシコに住む前まではメキシコワインは飲んだことありませんでした。
しかし、スーパーマーケットや酒屋でメキシコ産のワインが陳列していたので、購入し飲んでみると、意外に美味しいじゃありませんか!
ワインのさらなる詳細について、こちらのブログもご覧ください。
ある友人もメキシコ産ワインを良く購入してストックしている、と言っていました。
近くに「コストコ」でもメキシコワインが置いてあり先日購入してきました。
赤ワインです。メキシコのバハカルフォルニア州産です。
白ワインです。二枚目の写真は飲んでしまった後のものです(失笑)
メキシコ産の表記があります。
メキシコのワイン、400年以上の歴史があります。
1597年に創設されたカーサ・マデロは南北アメリカ大陸で最も古いワイナリーと言われています。
メキシコには1,900以上のぶどう生産者と200以上のワイン生産会社があるそうです!
そんなに大規模にぶどうやワインが生産されていたとは驚きです。
メキシコでワインが生産されている州は以下の通りです。
- バハカリフォルニア州
- ケレタロ州
- コアウィラ州
- サカテカス州
- アグアスカリエンテス州
先ほど掲載したメキシコ産ワインは赤と白共にバハカリフォルニア州産でした。
実際、メキシコ産ワインの80%はワイナリーが70社あまりあるバハカリフォルニア州で作られています。
メキシコで生産されているワインは実に20万hl、主に輸出している国は・・
- アメリカ:51%
- 日本:30%
え~っ、日本に30%も輸入されていたの!!
日本では主にネットで販売されているそうです・・どおりで店頭では見かけたことありませんね。
ネットで検索してみると・・・
こちらの「ラセット」のワインはメキシコでも見かけますね。
「ラセット」の 白ワインもあります。
こちらはメキシコ最古のワイナリー「カーサ・マデーロ」の白ワインになります。
キャンベルのV8野菜ジュースを飲んでみた
皆さん、「V8(ブイハチ、ブイエイト)野菜ジュース」を飲んだことあるでしょうか?
これです。
私は恥ずかしながら、この商品の存在を薄々と感じていましたが、今の今まで試飲したことはありませんでした。
キャンベル社のV8野菜ジュースは1949年にアメリカから発売されました。
日本では1959年から販売されています。日本でのV8野菜ジュースの歴史は、意外と古いんですね。
無知ですみません・・
先日YouTubeの「ニカタツBLOG」を見てたらニカタツさんがこのV8野菜ジュースを有名なハンバーガー店で注文していて、気づきました。
現在、日本では国産の野菜ジュースがほとんどですが、V8野菜ジュースまだまだ根強い人気があるそうです。
そういえば、メキシコのコンビニでも売っていたな・・
早速、メキシコの大手コンビニで(OXXO、オクソと読みます)初めて購入してきました。
V8野菜ジュース、メキシコバージョンです。
V8という名の通り・・8種類のベジタブル(vegetable)が入っているんですね。
V8(8種類の野菜)の中身は、①トマト、②にんじん、③セロリ、④ビーツ、⑤パセリ、⑥レタス、⑦クレソン、⑧ほうれん草の8種類からなる、トマトをベースにした100%野菜ジュースです。
それ以外に、ビタミンA、ビタミンC、抗酸化物質(おそらくリコピン含むか)、(色々なバージョンがあります)それに、さすがメキシコ、唐辛子も含まれていました。
うーん、唐辛子入りはやはりお国柄に合わせたバージョンなんでしょうか?
メキシコ人の大多数が唐辛子(チリ)が大好きですからね。
早速、試飲してみました。
初めて、飲んだ感想は・・「ドロッとしている」「ガツンとくる」
ドロッとしているのは野菜の果肉感を残しているからなのでしょう。
またトマトの搾りたての風味だけでなく野菜がぎっしりつまった感じのジュースになっているので料理に変化を付けるには打ってつけですね。
トマトの栄養素が気になる方は下記ブログもご覧ください。
ガツンとくるのは、塩分量のためと思われます。
実際、私が購入したV8野菜ジュースには1缶あたり(340㎖)954㎎の塩分が、つまり約1gが含まれていました。
国産の食塩が含まれているトマトジュースよりは高めの塩分が含まれているので、注意が必要です。
気になる方はV8野菜ジュース減塩タイプをオススメします。
あと、前述した唐辛子🌶ですが、ほとんど辛さは感じませんでした。
メキシコ人、物足りないだろうな・・
個人的な感想ですが、上述の二つが合わさると、V8野菜ジュースをごくごく飲むのは、私の体力的にきついです。
今飲んでいるトマトジュースが物足りなく感じる方、料理にもっと合うトマトジュースを探している方には、超おすすめです!
ちなみにキャンベルのV8野菜ジュースは「コストコ」でも買えます。
コストコのメンバー会員ではない方、コストコから遠方にお住いの方、単純に外出するのが面倒な方は、ネットからでも購入可能です。
まだ、試したことがない方は、是非、キャンベルの野菜ぎっしり100%ジュースのドロッと、ガツン感を体験してみてください。
メキシコのポテトチップス・・堅あげポテトもある?
ポテトチップスも含めスナック菓子はみんなの人気者ですが・・
メキシコも例外ではありません。
またまた、メキシコでこんな記事を見つけました。
El 20% de los hogares mexicanos compra tres veces más (3 kilos) que un hogar regular y destina en promedio $564 pesos a su botana favorita.
出典:Alto Nivel
(訳)メキシコの家庭の20%は、一般の家庭に比べて3倍(3キロ)も購入し、お気に入りのスナックに平均564ペソを掛けています。
・・あまりよく分からないですが、つまりメキシコもスナック菓子にお金をかけているということですね。
近所のコンビニ(OXXO;オクソと読みます)に行ってみるとご覧の通り、たくさんスナック菓子が陳列されています。
色んな種類のスナック菓子がありますね。
その中でもおすすめなポテトチップスをご紹介します。
まずは、これ、メキシコで有名なスナック菓子会社、SabritasのCrujienteです。
クルヒエンテと読みます。 日本語で「カリカリした」という意味になります。
日本のポテトチップスで言うとカルビーの「堅あげポテト」みたいです。
これは「塩味」にですので、食べやすくておすすめです。
次に紹介するのは私が住んでいる地元で製造・販売されているポテトチップスです。
地元のコンビニ(OXXO:オクソ)でも購入できます。名称は「ドン シルビオ」です。
先ほどのサブリータスとは違って堅あげポテトではなく普通のポテトチップスです。「塩味」ですが、「うすしお」なのが気に入っています。
最後に、もう一つ、地元で製造・販売されているポテトチップスを紹介します。
「エンマヌエル」というポテトチップスです。これ、私の知人がポテトチップス工場を経営していて、試しに食べたら美味しかったポテトチップスです。
もう封を開けてしまっていますが・・
なんでも、市場まで行き、最上級のジャガイモを買い付け、ポテトチップスにしているそうです。
実際食べてみると、厚さがあって、食べ応えがあるポテトチップスでした。
メキシコでは大手の企業だけでなく、地元の中小企業もポテトチップスの製造・販売に力を入れているんですね。
ところで、ポテトチップスを食べるときて、手が汚れるのが気になりますよね。
特にスマホをいじながら食べているときなんかは、都度、ティッシュペーパーで手を拭いたりするのはちょっと面倒・・
そんなとき、重宝するのが「スマートポテトチップス」です!!
しかも、「うすしお味」バージョンだけじゃなく、「のりしお」、「コンソメ」、「ピザポテト」もあります。
タッチペンが付いているのでスマホにもポテトチップスにも使用できて便利ですね。
また、指先が床面につかないようにスタンドが設けてあるので衛生的にも良いです。
「バズ・ライトイヤー」バージョンもありました。
緑色の甘~い・・いちじくを収穫してみました
メキシコはフルーツ王国です。
市場に行くと色々なフルーツを見かけます。
変わったフルーツの紹介はまた別の機会にするとして。
今日は自宅に生えている、「いちじく」を紹介したいと思います。
おぉ、立派ないちじく、でもまだちょっと熟れてないね・・
いや、このいちじくもうすっかり熟れていますよ。
実は、緑色のいちじくなんですよ!
日本にも緑色のいちじくあるみたいですが、馴染みのあるいちじくの色って、大体、薄紫色、または紫色ではないでしょうか。
国内で出回っているいちじくの品種は「桝井ドーフィン」と言います。
この色が日本ではオーソドックスですね、約8割がこの品種だとか。
早速、いちじくを割ってみました。
見事に熟れています。
味は、とっても甘かったです。
メキシコ人の友達の表現で例えると、「蜜のような甘さ」です。
皮ごと食べました。
とてもおいしゅうございました。
いちじくは、女性にうれしい栄養分が詰まっていて女性の味方なんです。
どんな栄養素があるのか、また、いちじくのおすすめ商品についての詳細はこちらのブログもあわせて読んでみてください。
子どもの頃、家の庭にいちじくが植わっていて、毎夏?いちじくをたくさん収穫していました。
200個以上取れた年もありました。
メキシコでも、いちじくの収穫をもう一度体験できるとは・・。
しばらく、収穫の実りを楽しみたいと思います。
カルニータス・・メキシコの豚肉料理
カルニータス。
メキシコの豚肉料理です。
豚肉にスパイスをなじませ、大きい鍋でオレンジジュースやビールなどをいれて煮込みます。
その後、水分が飛んだら、豚のラードで揚げ焼きしていきます。
出来上がったのがこちら。
肉肉しいですね。
豚の色んな部位を煮込み、揚げ焼きしています。
私の家族は脂嫌いなので、ロースの所を頼みます。
豚肉500gとトルティーヤも500g頼んで、大体150ペソ(日本円で800円くらい)です。
トマト系のサルサとピコデガジョ(pico de gallo)というサルサも付いてきます。
カルニータスにはサルサは欠かせません。
肉だけだと、パサパサ感があるし、食欲が進みません。
あ、ちなみに、いつもテイクアウトしてます。
ここのお店のたくましいおばちゃんとは顔見知りなので、こっそり?おまけしてくれます。
500gと頼んでも、大体550gくらいで包んでくれます。
また、レバーもおまけで、どっさりくれます。
「味見に」とか言いながら・・
ついこないだは、豚の心臓をおまけしてくれました。
この左にある丸い肉が心臓です。
あっさりした味で美味しかったです。
あと、お店の太っ腹なおばちゃんに、ワカモレ(アボガドがベースのサルサ)とサボテンを刻んだサラダ?みたいのもおまけしてくれる時もあります。
嬉しいサービスしてくれるねっ!カルニータスおばちゃん♪
気前良すぎるので、おばちゃん専用の缶にチップを多めに入れてあげます。
また、ここの行きつけのカルニータス屋さんのトルティーヤが巨大なんですよ。
人の顔くらいの大きさがあります。
しかも分厚いし・・。
カロリーが多いから注意して食べるべし。
カルニータスはたまに食べたくなります。
2週間に一回くらいでしょうか。
なぜかって?
決まっているでしょ。
他に食べるものがないから・・あとは、単純に美味しいからです。
日本にいた時も、無償にメキシコ料理を食べたくなってました。
自宅でメキシコ料理を作ることも、今はできますからね。
まずは、レシピでしょ。
ライム、青唐辛子、トルティーヤさえあれば、スーパーの食材だけでおしゃれなごちそうに!誰か来る日にもぴったり!話題のレストランのレシピ
です。でも、トルティーヤはどこでも売っている訳じゃないんですからね・・。
トルティーヤはトウモロコシ粉のタイプと小麦粉タイプがあります。
トウモロコシ粉タイプは若干パサパサ感がり、とうもろこし独特の香りがします。
小麦粉タイプのトルティーヤは、しっとり、もっちりして日本人の感覚に合うかもしれません。
メキシコで逆流性食道炎と戦う
メキシコに移住する前から、逆流食道炎を抱えていました。
30代前半になってからでしょうか・・薬に頼らざるを得なくなったのは。
もともと、小さいころから胃はあまり強いほうではなく(腸も)、まあ、ごまかしながら生きてきたのですが。
30代前半の時、胃酸がこみ上げて来て、たまらず病院に行ったのですが、西洋の薬は、カラダに合わず、何件か病院をはしごして、見つけたのが漢方を扱うクリニックでした。
そこで、処方されたのが、これ
「六君子湯」(りっくんしとう)です。
この漢方を数か月飲み続けたら、調子が良くなりました。
胃炎や逆流性食道炎の方におすすめです。
現在は、メキシコに住んでいるので六君子湯は手に入らず。
近くの薬局で処方された逆流性食道炎用の薬を愛飲(?)しています。
その名も omeprazol「オメプラゾール」です。
プロトンポンプ阻害薬(PPI)に属する胃酸抑制薬の一つですね。
日本ではオメプラールやオメプラゾンという製品名で処方されています。
1日1回20mgを飲みます。調べてみると8週間まで投与できると載っていましたので、あまり長い期間、継続して飲むのは宜しくないみたいですね。
この薬を処方された時も、医者に「とりあえず2週間だけ飲んで」と言われました。
なので、胃の調子が悪い時だけ服用しています。
先日、胃薬が切れたので同じ薬局言ったら・・
大きいサイズがあるじゃないですか!
即購入しました。値段忘れましたが、100ペソくらい(現時点で500円くらい)でした。
大きいサイズは60カプセル入っていますから二ヵ月持ちます。
メキシコは西洋医学がメインですので、漢方的な自然治癒力を高める薬は今のところ見たことないです。
ハーブを濃縮したものを、スポイト式キャップの容器で舌に垂らすものは試したことありますが、あまり効果を感じられませんでした。
長い目で見たら、漢方的な薬が良いので、引き続き探していこうと思っています。